2006年 08月 16日
喜界島の嶺義久さんから写真添付のメールを頂戴する。 「今年の喜界島の夏まつりが、初めて【海の家】の建つ 海浜公園で開催された」とのことで、写真はその時の 様子を撮影したもの。 喜界島で【海の家】を設計し、ワクワク出張を楽しんだ のは もうかれこれ10年以上も前になるが、嶺さんは 喜界町役場の建設課に在籍され、海の家を含む海浜公園 の事業を担当をされた方。(勿論、現在もご活躍中) やはり、建物は沢山の人が集まると生き生きとする。 しみじみ、そう思う。 「公園の全体計画」と「建築計画」のやりとりのなかで 【海の家】が円形広場を生み出すことになったが、 この写真の盆踊り、なんと直径・約50mの円を描いている! 「踊りの輪」が50mに及ぶことを、そう云えば当時思い 描くこともせず、 いやいや、そもそも盆踊りなんぞは 想定外で、だから.、とても仰天し、思わず歓声をあげて しまった。 建物完成後の「想定外」には種々あるが、このたびの 「想定外」には心温まり、実は、こんなことが明日の活力 になったりする。 嶺さん、お便りありがとうございました。 そして、僕を喜界島の仕事に引っ張り込んで下さった、 今は亡きランドスケープ・アーキテクト【佐々木慶二】 さんに この写真をご報告、そして合掌。 #
by motoki8787
| 2006-08-16 21:18
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2006年 08月 07日
バルサを使い、模型を作成中。(引地君、模型作成要領、随分と習熟してきた) やはり、バルサ模型は しっかりとして、とても気持ちが良い。 バルサはとても柔らかい木であり、ゴム動力の飛行機の翼のリブとして 知っている人は知っているが一般の方にはあまり馴染みがないかもしれない。 そう云えば、正確には何という樹種なのだろう。 久し振りにバルサ材料を購入し、判ったことは以下。 ソフトタイプ、スタンダード、ハードタイプと三種類あり、 これは、比重の違い、硬さの違い。今回は模型の縮尺が1/50であり、 4ミリの厚さを主として使うことから、ソフトタイプを選択。柔らかく、 加工し易い。 #
by motoki8787
| 2006-08-07 22:01
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2006年 08月 05日
「ようやく夏到来!」の三日目、 山梨県と長野県の県境に近い高原・某所へ現地調査。 現地は 「最寄り駅から車で10分」の事前情報に徒歩を試みたが、 炎天下で50分!、「田舎道の車10分」は、実に遠かった。 道中、ポップコーンのように弾け・沸き立つ真白な入道雲 を四方・八方に眺め、そして道ばたを彩る鮮やかな花々。 高原地であるにも係わらず、地図を読むと このエリアに 「溜池」「湧水池」の何と多いことか。 八ヶ岳、その他の山々を源とする伏流水を利用する これら 「溜池」は先人達の「賢いインフラ整備」。云うまでもなく、 農業用水としての利用である。 「農村」が かつてあたりまえの様に持っていた、ストレ ートな自然への取り組み である。 このたび、「パーマカルチュアー」なる思想を初めて知っ たが、 これは パーマネント(Parmanent)と農業 (Agriculture)を合成したものらしいが、文化(Culture) も合わせ持つ。 その場所にある自然環境、敷地が持つ特性、そこで繰り広げ られる農業を主体とする生活など、そして建物があるとして、 これら全ての「各要素の間にどのような関係性を構築するか?」 がどうやら大きなテーマのようだ。 この 草の根的な、しかし一方、極めて恣意的な概念、どうやら 農村生活の知恵に底支えされているようで、だから、射程距離 は案外深そうだ。 いまや死語になってしまった「第一次産業」から学ぶ知恵の数々、 ここにきて「沢山」の予感。 #
by motoki8787
| 2006-08-05 22:12
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2006年 08月 01日
7月最後の週末、札幌へ打ち合わせのため出張 北海道の夏は4年振り 「乾いた夏の空気」 「風にそよぐアカシヤの緑」 「勇払原野の景色」 「遠くのポプラ並木」などを眺めながら, この時期の北海道、丸ごとゴックン飲み込み、充電。 札幌では、自然林の円山公園をウロウロ、隣接する 「北海道神宮」を初めて参拝。 すがすがしく、清冽な印象だった。 社(やしろ)と回廊がつくりだす外部空間の重心が 地を這う様に低く、心地よい。しゃがんだ視点の高さで 境内をグルリ眺めると、そのことがよく判る。 雪景色の境内のしんしんとした様子、そのうち見てみたい。 帰りの千歳空港では「冷凍ハスカップの実」を買い求めた。 千歳空港の施設に建ち並ぶ「売店群」は、さながらアジア のマーケットの賑わいだが、雑多氾濫の中で、ハスカップを 扱っているお店が1軒だけ。今回も買い求めることができた。 500グラムで1600円のハスカップは、「ヨーグルトの友」 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
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by motoki8787
| 2006-08-01 22:05
| 風景・街あるき
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2006年 07月 18日
進行中の 八雲プロジェクト。 このプロジェクト、 2年振りに取り組む「RC(コンクリート)打ち放し」。 「RC打ち放し」は【構造表現が勝負!】のようなところがあるので... この1週間、構造形式の選択に大いに悩む。 相談に乗って下さっているのは、 「行列の出来る構造事務所・主宰の山崎享氏」 各階に求められている、最もふさわしい平面計画に 構造形式のあれこれを当てはめ、 恐らく、今回は最もオーソドックスな「壁構造」だろう。 そして、オーソドックスな「壁構造」を如何に研ぎ澄ますか? 加えて、その為の手間取りをどのように単純化するか? だろう。 #
by motoki8787
| 2006-07-18 21:08
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