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奥沢文庫

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2022年 05月 17日

別冊・太陽 小さな平屋に暮らす





作家・庄野潤三(1921~2009)邸を取材、実測しました。久しぶりのことでした。
庄野邸は、築62年の木造平屋建て。驚くほど当時の様子がそのままでした。作家
と家族の団結がこの家を守ってきました。家族の「住まいへの向き合い方」に脱
帽です。

恥ずかしながら、庄野潤三のことは全く知りませんでしたが、初めて、代表作
「夕べの雲」(1965年)を読み、すぐにファンになりました。日々の生活が淡々
と、しかし生き生き語られ、この作風は誰かに似ているなあ・・と考えるうちに、
吉村順三の穏やかな作風が重なりました。奇を衒うことなく、ごまかしがなく、
「当たり前」の丁寧な積み上げ。

「平屋の家は、庭との関係を抜きには語れない。」と今回は庭の実測にも挑戦。
雑木林状態だったので、すったもんだでした。樹木の名前が未だに言い当てられ
ず、これはもう(人生)間に合いません。
別冊・太陽 小さな平屋に暮らす_f0091854_09355758.jpg

当初、実測図に「夕べの雲」情報を詳細に書き込み、この代表作の「手引き図」
にしようと考えました。というのも、「夕べの雲」は庄野邸を舞台とし、家や庭
の描写がたくさん登場するからです。・・が、これは紙面の都合で見送りに。

いつか、古舘伊知郎の実況ナマ中継的・実測図を完成させたいものです。

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by motoki8787 | 2022-05-17 13:36 | お仕事 | Comments(0)


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