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2014年 09月 21日

ルネサンス建築・わしづかみ講座(まえがき)

ルネサンス時代の建築を、4人の建築家による7作品を通して手短かに解説します。
(その1〜その7)

4人とは
ルネサンスの扉をこじ開けた「ブルネレスキさん」、
古代ローマにぞっこんの「ブラマンテさん」、
ブラマンテさんを踏み台にした「パラディオさん」、
そして、
ルネッサンス建築に冷や水を浴びせた「ミケランジェロさん」

ブラマンテさんとパラディオさんは、良く似た兄弟のようでチョット見分けがつきません。
が両人共に見るからに学究肌、大学教授のようです。ミケランジェロさんの髪の毛は
ボサボサ、髭も伸び放題、身なりに構わない芸術家のように見えます。もうチョット
精悍なイメージがあったのですが拍子抜け。
このなかでは、ブルネレスキさんがいちばん正統な建築家に見えますね。
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こうして4人の顔を知ると、にわかに親近感が湧いてきますが、さらに4人の仕事の
ほんの一部をかじることで、ルネサンス建築がグッと身近になるのです。

えっ? 「なぜ、ルネッサンスなのか?」ですって?
ハイ、
ルネサンス以前の建築は、「構造技術」が「建築表現」そのもの、の穏やかな時代でした。
ゴシック建築やロマネスク建築が日本人にも感情移入し易いのはその為なのです。とこ
ろが、ルネッサンス時代から建築家達の「クワダテ」がゴソゴソと芽生え始めるのです。
そして、いろいろな「表現」が花咲くのですが、その「表現」を知っておくと(この先の)
バロック建築、または(この手前の)ゴシック、ロマネスク建築への見通しが効いてくるの
です。

つまり、ルネッサンス建築は「西洋古典主義建築」の世界への「知られざる裏口」とも
云え、ここにルネッサンス建築を取り上げる意義があるのですね。

                  目次
(その1)  ルネサンスの扉をこじ開けたブルネレスキさん
(その2)  ブラマンテさんの「立体だまし絵」
(その3)  古代ローマにぞっこん、ブラマンテさん
(その4)  「建築4書」と「パラディアン・モチーフ」
(その5)  究極の教会堂、イル・レデントーレ
(その6)  異邦人の仕業 、マニエリスムの登場
(その7)  ルネッサンスの解体 

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by motoki8787 | 2014-09-21 10:59 | 連載 | Comments(0)


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