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奥沢文庫

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2012年 07月 08日

暖炉研究 3 「裸のカタチ」

どの暖炉も皮を剥いて裸にすると最後にはこの姿が現れます。

「裸のカタチ」に失敗すると、どんなに着飾っても 暖炉はよく燃えません。
よく燃えない、とは「焚き付けが難しい」「燃えが悪い」「煙が室内に洩れる」
などのこと。どれをとっても深刻な問題は、例えば「ちょっと焚き付けに難が
ある」という中途半端を許すことなく、だから、「そこそこ燃える」なんての
は論外のようです。
f0091854_21342985.jpg

首尾よく、暖炉作りに成功すれば胸を張れるし、失敗すれば作り直す他に
手だてがなく、 作り手の責任は重大です。だから暖炉設計は大きな冒険、
いやいや、これを賭け事と云う人もいるくらい。

暖炉は華ある贅沢品ですが、設備機械のように100%の性能発揮が求め
られ、その設計は優れてエンジニアリングの世界に属すると云えます。

では、いったい、どのようにして「裸のカタチ」を決めるのでしょう?

参照できる唯一の邦書が、奥村昭雄の「暖炉づくり ハンドブック」です。
ハンドブックというお手軽な書名にしては中味が濃く、アダムとイブの裸に
肉迫する様子は、まるでバイブルのよう。

この本については何れ紹介。

※ 写真は縮尺1/10のラフ模型。中を覗くと「裸のカタチ」は驚くほど複雑
なんですよ。
様々な面が複雑に関係し、この模型、作るのにケッコウ頭をひねりました。
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by motoki8787 | 2012-07-08 21:47 | 連載 | Comments(0)


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