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奥沢文庫

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2010年 02月 27日

(旧)フランス大使館 その1

 フランス(旧)大使館が取り壊し前に公開されることを知った。そこはフランス
人のアーティスト達に開放され、建物内外は彼らの作品で溢れかえっている
らしい。

「大使館建築」だから、きっと工事予算も潤沢でしっかり作り込まれていること
だろう。また、街にいよいよ増殖する軽薄・無節操な商業建築に比べ、うんと
「良質の建築」だろうから、きっと見応え十分。建築力・鑑賞眼を鍛える、これ
は絶好の機会!」とソワソワした。
 そして、
大使館の建つ敷地内は治外法権であるから、きっと周辺とは違う空気が漂って
いるだろう、とも期待した。何と云ってもフランス大使館である。R.バルトによると
「フランスとはパリのこと」でもあり、だからそこはジタンの香りに満ちているはず..、
とワクワクしながら乗り込んだ。
f0091854_20454291.jpg

 さて、
やや急勾配のスロープを登り切るとそこにはキャノピーが架かり、つまり車寄せ。
この部分は地上から一寸高い位置にあるが、この高さが妙に高い。そして、この
キャノピー(二本の壁柱に支持された屋根)のシェルの曲面率が妙に〝ぬるい〟。
(〝ぬるい〟とはここでは〝にぶい〟ほどの意味。)
和様式のような神道風のような、なんとも形容し難いカタチが(妙な高さに鎮座
していることも手伝い)何度眺めてもシックリこない。

 最初から、ちょっと引っ掛かってしまった。 ところが....
(つづく)

by motoki8787 | 2010-02-27 20:39 | 建物雑記 | Comments(0)


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