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奥沢文庫

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2006年 03月 14日

アスプルンド展 その2

(その1からの続き)
う〜ん、
そこで仮説を立ててみた。

この「夏の家」、
当初はリビング棟(というより、暖炉棟と云うべきか...)として、この部分だけで完結する筈の建物だったのではないだろうか..?

つまり、リビングに接続している北側の居住部分は、後になり必要に駆られ増築したのではないだろうか?(再婚した2番目の夫人の願いに、アスプルンドが応じたのかもしれない)

さて、敷地には他にもいくつかの建物が点在するが、もし、例えばその1つが寝室棟、別の1つが食堂棟として利用されていたとしたらどうだろう。実際、トンガリ屋根のWC棟がポツリと建っている。

つまり、
「家を部屋単位に分解し、広大な敷地に点在させること」が、この広大な敷地における当初のコンセプトだったのではないだろうか?

「夏の家」は、別荘だろうから、暖炉棟・食堂棟・寝室棟・WC棟と分散していてもなんら不思議はない。いやむしろ、短い夏を存分に満喫するなら多少の不便があるとしても、その方が楽しいかもしれない。

仮にこの仮説が正しいとしても「夏の家」の素晴らしさをなんら損なうものではないが、建築をあれこれ読み解くのは楽しいこと。

by motoki8787 | 2006-03-14 22:14 | 見た・観た・聴いた | Comments(0)


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